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自然な美しさを追求 再生医療で若さを再現

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美容皮膚科の基礎知識

皮膚の構造について

皮膚は「表皮」「真皮」「皮下組織」の3層から成り立っています。最も外側の表皮は、紫外線や外的刺激から体を守るバリア機能を持ち、角質層がその中心的な役割を担います。ターンオーバーと呼ばれる新陳代謝によって、約28日周期で新しい細胞に生まれ変わります。

その下にある真皮は、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などを含む層で、肌の弾力やハリを保つ役割を果たします。血管や神経も存在し、栄養や酸素を届ける重要な部分です。

さらに深い層にある皮下組織は、脂肪細胞を多く含み、外部からの衝撃を吸収したり体温を保持したりします。

美容皮膚科では、これらの構造や働きを深く理解したうえで、症状や目的に応じた適切な治療を行います。肌の健康を保ち、自然な美しさを引き出すためには、皮膚の構造への正しいアプローチが不可欠です。

美容皮膚科のアプローチの方法について

1. レーザー治療(しみ・くすみ・脱毛など)

レーザー治療は、特定の波長の光を皮膚に照射し、しみ・そばかす・くすみ・毛細血管拡張・脱毛などの改善を目的とした施術です。たとえば、Qスイッチレーザーはしみやアザに有効で、メラニンを選択的に破壊します。フラクショナルレーザーは小じわやニキビ跡に有効で、肌の再生を促進します。治療後は一時的に赤みが出ることがありますが、数日で落ち着くことが多いです。肌質や悩みに合わせて機種や出力を調整し、効果的かつ安全な治療を行います。

2. HIFU(高密度焦点式超音波)によるリフトアップ

HIFU(ハイフ)は、超音波のエネルギーを肌の深部に集中的に照射することで、皮膚の土台となるSMAS筋膜に熱を与え、たるみを引き締める治療法です。メスを使わずにフェイスラインや頬のリフトアップ効果が得られ、自然な若返りが可能です。施術直後から効果を実感する方も多く、約3〜6ヶ月持続します。ダウンタイムが少なく、日常生活に支障をきたさない点も魅力です。安全性も高く、定期的なメンテナンスでより効果が持続します。

3. 水光注射(ヒアルロン酸や美容成分の微細注入)

水光注射は、極細の針を使ってヒアルロン酸やビタミン、成長因子などの有効成分を肌の浅い層に均一に注入する治療です。乾燥・小じわ・くすみ・ハリの低下に効果的で、肌にうるおいとツヤを与える“内側からの保湿”を実現します。注射時に少し痛みを伴いますが、麻酔クリームで和らげることができます。1回でも効果を感じる方が多いですが、3〜5回の継続でより高い効果が得られます。施術後は一時的な赤みや小さな内出血が起こることがあります。

4. アートメイク(眉・アイライン・リップの医療タトゥー)

アートメイクは、専用の針を用いて皮膚の表皮から真皮の浅い層に色素を定着させる施術で、眉・アイライン・唇などに自然な色味と形を与えます。毎日のメイク時間を短縮できるほか、毛が薄い方や非対称な形に悩む方にもおすすめです。医療機関で行うことで、安全性や衛生面が確保され、肌状態に応じた丁寧な対応が可能です。色素は数年かけて自然に薄れていくため、定期的なリタッチで美しさを維持できます。

5. 再生医療(幹細胞培養上清液やPRP療法)

再生医療の分野では、幹細胞の培養上清液や自分の血液から成分を抽出するPRP療法が美容にも応用されています。幹細胞上清液には成長因子が豊富に含まれ、肌細胞の再生を促し、ハリ・弾力・トーンアップを実現します。PRP療法は血小板由来の成長因子を利用して、しわ・たるみ・ニキビ跡の改善に効果があります。自分の成分を使うため副作用が少なく、自然な若返りを望む方に適しています。複数回の施術で効果が安定し、長期的な肌改善が可能です。

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